IELTSライティングの採点基準(バンドディスクリプタ):4つの評価基準とバンドの計算方法
2026-10-16 更新
IELTSライティングの4つの評価基準――Task Achievement/Task Response(課題達成)、Coherence and Cohesion(一貫性と結束性)、Lexical Resource(語彙)、Grammatical Range and Accuracy(文法の幅と正確さ)――と、ライティングのバンドの算出方法をやさしく解説します。
4つの評価基準は同じ配点
ライティングの各タスクは4つの評価基準で採点され、各基準がそのタスクの得点の25%を占めます。試験官は基準ごとに0〜9のバンドを付けます。
- Task Achievement(Task 1)/Task Response(Task 2):設問のすべての要素に答えているか、考えを展開して裏付けているか、さらにTask 1では明確なオーバービューがあるか。
- Coherence and Cohesion(一貫性と結束性):エッセイが論理的に段落分けされ、流れが明確か。つなぎ言葉が機械的でなく適切に使われているか。
- Lexical Resource(語彙):語彙の幅と正確さ、自然なコロケーション、つづり。
- Grammatical Range and Accuracy(文法の幅と正確さ):単文と複文のバランス、誤りの多さ、句読点。
ライティングのバンドの計算方法
各タスクの得点は、4つの評価基準のスコアから決まります。2つのタスクを合わせて総合のライティングバンドにする際は、Task 2がTask 1の2倍の重みで計算され、結果は0.5刻みで示されます。
つまり、Task 2が弱いと、Task 1が良くても挽回するのは非常に難しいということです。時間が足りないときは、Task 2をきちんと書き上げることを優先しましょう。
バンド6・7・8を分けるポイント
試験官や講師がよく指摘するパターンです。エッセイを見直すときのチェックリストとして使ってください。
- バンド6:設問には答えているが、展開が不十分な意見がある。構成は明確だが、つなぎ言葉が機械的になりがち。語彙は十分だが誤りもある。さまざまな文型を使うが、意味を妨げない誤りが頻繁にある。
- バンド7:全体を通して立場が明確で、主要な論点が展開され裏付けられている。論理的に進行し、多様なつなぎ表現を使える。あまり一般的でない語彙を、文体やコロケーションを意識して使える。誤りのない文が多い。
- バンド8:十分に展開された答案。段落構成と結束性が巧みで、不自然さがない。幅広く正確な語彙を使い、ミスはたまにある程度。大半の文に誤りがない。
評価基準を練習に生かす
- 書き始める前に、設問のすべての要素に下線を引きましょう。1つでも落とすとTask Responseが頭打ちになります。
- Task 1では必ず1文のオーバービューを書きましょう。Task 1のスコアが伸び悩む最大の原因です。
- 各ボディパラグラフには主要な論点を1つだけ置き、説明と裏付けをしてから次に進みましょう。
- 練習のたびに、総合点を勘で決めるのではなく、4つの評価基準を別々に採点し、基準ごとの推移を記録しましょう。
実践してみましょう。コンピュータ版試験画面を1:1で再現した環境で次のエッセイを書き、AIバンドスコアを受け取れます。
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