ケンブリッジIELTS 13 Test 4 ライティング Task 2:世界の飢餓と解決策
ケンブリッジIELTS 13 · Test 4 · アカデミック・ライティング Task 2問題と解決策社会
この設問は、農業の進歩にもかかわらず、世界にはまだ飢えている人が多いと述べています。受験者は、なぜそうなのかを説明し、その問題を解決するために何ができるかを提案しなければなりません。
問題
You should spend about 40 minutes on this task. In spite of the advances made in agriculture, many people around the world still go hungry. Why is this the case? What can be done about this problem? Write at least 250 words.
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設問の読み方
- これは問題と解決策のエッセイで、2つの直接的な問いがあります。なぜそうなのか、そして何ができるか、です。両方に十分に答える必要があり、できれば別々の本文段落で答えます。
- in spite of the advances made in agriculture という表現は重要です。世界はすでに十分な食料を生産しているので、挙げる原因は、単に食料が少ないからではなく、なぜ食料が人々に届かないのかを説明するものでなければなりません。
- 有力な原因には、貧困と高い食料価格、紛争、貧弱なインフラと貯蔵、食品ロス、干ばつなどの気候の衝撃があります。
- 解決策は、挙げた原因に対応したものにします。たとえば、貧困に対応する現金支援、ロスに対応する道路や貯蔵施設への投資、地域の低い生産量に対応する小規模農家への支援です。
- Around the world は、特定の1か国や、豊かな都市のホームレスの問題に焦点を当てるのではなく、世界的な視点で答えるべきだという意味です。
- この主張が正しいかどうかについて、個人的な意見を述べる必要はありませんが、どの解決策が最も効果的だと思うかを述べても構いません。
おすすめの立場
飢餓がなくならないのは、世界が育てる食料が少なすぎるからではなく、貧困、紛争、貧弱なインフラのせいで、多くの人が食料を手に入れられないからです。経済的な支援、より良い貯蔵と輸送、国際協力を通じてこれらの根本原因に取り組むことが、最善の解決策になります。
段落構成
- 1
導入
農業が進歩しているにもかかわらず飢餓が続いているという主張を言い換え、自分の答えを示します。問題は生産ではなく入手のしやすさにあり、貧困、ロス、紛争に取り組むことで対処できる、という内容です。
- 2
本文第1段落:人々がなぜ今も飢えているのか
貧困のために、食料があっても買えない家族が多いこと、戦争や不安定な政府が農業や援助を妨げること、貧弱な道路や貯蔵施設のために、収穫された食料の多くが市場に届く前に失われることを説明します。干ばつなどの気候の衝撃にも触れます。
- 3
本文第2段落:何ができるか
それぞれの原因に結びつけた解決策を提案します。農村の道路、冷蔵貯蔵施設、灌漑への投資、小規模農家への研修と低利の融資、現金給付や学校給食などの社会的セーフティネット、紛争地域で援助が届き続けるようにするための国際的な取り組みです。
- 4
結論
飢餓は主に分配と貧困の問題であり、政府と国際機関による協調した行動によって大きく減らせる、と要約します。
アイデアと論点
- 貧困:世界は十分な食料を生産していますが、特に価格が急騰したとき、最も貧しい家庭はそれを買えません。
- 紛争:戦争は農場を破壊し、人々を避難させ、食料援助の輸送を妨げます。
- 収穫後のロス:適切な道路、貯蔵、冷蔵設備がなければ、貧しい地域では作物の多くが消費者に届く前に腐ってしまいます。
- 気候変動:干ばつや洪水は、天水農業に依存する地域の収穫を壊滅させます。
- 技術へのアクセスの不平等:改良された種子、肥料、灌漑は、小規模農家には高すぎることが多いです。
- 解決策:道路、倉庫、灌漑システムなど、農村のインフラに投資します。
- 解決策:研修、低利の融資、干ばつに強い作物で小規模農家を支援します。
- 解決策:現金給付や無料の学校給食などのセーフティネットを提供し、紛争地域での人道支援のアクセスを守ります。
バンド8以上の解答例
302語 · ieltswrites が独自に作成した解答例で、公式の解答ではありません。本番と同じく英語のままです。
Modern farming methods have greatly increased the amount of food the world can produce, yet millions of people still do not have enough to eat. In my view, this is largely because hunger is a problem of access rather than production, and it can therefore be reduced by tackling poverty, waste and conflict.
The most fundamental reason why people go hungry is poverty. In many low-income countries, food is available in the markets, but the poorest families simply cannot afford it, particularly when prices rise suddenly after a poor harvest elsewhere. Conflict makes the situation much worse, as wars destroy farms, force people to leave their land and prevent aid from reaching those in need. In addition, poor infrastructure means that a significant share of the food grown in developing regions never reaches consumers: without good roads, storage facilities and refrigeration, crops often rot before they can be sold. Finally, droughts and floods, which are becoming more frequent, can wipe out the harvests of farmers who depend entirely on rainfall.
Several measures could address these problems. To reduce waste, governments and international organisations should invest in rural roads, warehouses and cold storage, so that food can be moved efficiently from farms to cities. Small farmers could also be given training, affordable loans and drought-resistant seeds, enabling them to grow more and earn more. To protect the poorest people directly, social safety nets such as cash transfers and free school meals have proved highly effective in many countries. Lastly, the international community must insist that humanitarian aid can pass safely through conflict zones.
In conclusion, hunger persists not because the world grows too little food, but because poverty, conflict and weak infrastructure prevent people from obtaining it. Addressing these root causes is the most realistic way to ensure that agricultural progress benefits everyone.
この解答が高評価になる理由
- 課題への回答 (Task Response)
- 両方の問いに十分に答えています。農業が進歩しても飢餓が続くという重要な点に対応する原因を示し、それらの原因に直接結びつく解決策を、現実的に説明しています。
- 論理構成とまとまり (Coherence and Cohesion)
- 原因に1段落、解決策に1段落を割り当て、the most fundamental reason、in addition、several measures could address these problems、lastly などの道標となる表現が、読み手を明確に導いています。
- 語彙力 (Lexical Resource)
- food insecurity、post-harvest losses、smallholders、safety nets、humanitarian access など、トピックに関する語彙を的確かつ自然に使っています。
- 文法の幅と正確さ (Grammatical Range and Accuracy)
- 関係節や副詞節を含む複文、受動態、提案を表す should や could などの助動詞を、最後まで正確に使いこなしています。
使える語彙
- food insecurity
- 十分で手頃な価格の栄養のある食料を、安定して入手できないこと
- malnutrition
- 十分に食べられない、または適切な食事をとれないことによる健康状態の悪化
- agricultural advances
- 農法や技術の向上
- crop yields
- 一定面積の土地で生産される作物の量
- post-harvest losses
- 収穫後、食べられるまでの間に失われたり、傷んだりする食料
- subsistence farmers
- 自分の家族が食べる分だけを育てる農家
- smallholders
- 狭い土地で農業を営む農家
- rural infrastructure
- 農村部の道路、貯蔵施設、水道、電力などのシステム
- food distribution
- 食料が運ばれ、人々に分配される方法
- humanitarian aid
- 危機にある人々に与えられる、食料や医薬品などの援助
- social safety net
- 最も貧しい人々を守る政府のプログラム
- drought-resistant crops
- ごくわずかな水でも育つ植物
- root causes
- 問題が存在する根本的な理由
- price volatility
- 価格の突然の大きな変動
よくあるミス
- 2つの問いのうち1つにしか答えない、または解決策を結論の1文で済ませる。
- in spite of the advances made in agriculture という表現を無視し、既存の進歩がなぜ飢餓をなくせていないのかを説明せずに、農家にはより良い技術が必要だとだけ主張する。
- 論じた原因に対応しない解決策を挙げて、エッセイの論理を弱める。
- 豊かな国はすべての食料を譲るべきだ、といった、どう機能するか説明のない非現実的な解決策を挙げる。
- よく知られた原因から論じず、飢えている人の数について詳細な架空の統計を作り出す。
- hungry と hunger を繰り返し、food insecurity、malnutrition、lack of access to food などを使わない。
よくある質問
- この問題はケンブリッジのどの巻に載っていますか。
- 農業の進歩にもかかわらず、なぜ多くの人が今も飢えているのかを問うこの問題は、2018年刊行のケンブリッジIELTS 13 アカデミックの Test 4 ライティング Task 2 です。
- このエッセイでは自分の意見を述べる必要がありますか。
- 設問は意見を求めていないので、原因と解決策の説明に集中しましょう。それでも、どの解決策が最も効果的だと思うかを述べることはできます。
- 「なぜ」と「何ができるか」を問うエッセイはどう構成すればよいですか。
- 原因に本文段落を1つ、解決策に1つ割り当て、各解決策が挙げた原因のいずれかに対応するようにしましょう。
- この Task 2 では何語書けばよいですか。
- 最低250語は書きましょう。約270〜310語あれば、40分で両方の問いに十分に答えるのに足りるのが普通です。
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