ケンブリッジIELTS 17 Test 2 ライティング Task 2:子どものスマートフォン
ケンブリッジIELTS 17 · Test 2 · アカデミック・ライティング Task 2二部構成の質問テクノロジー
設問は、毎日何時間もスマートフォンを使う子どもがいると述べています。受験者は2つの問いに答える必要があります。なぜこうなるのかを説明することと、これが好ましい傾向か好ましくない傾向かについて意見を述べることです。
問題
You should spend about 40 minutes on this task. Some children spend hours every day on their smartphones. Why is this the case? Do you think this is a positive or a negative development? Write at least 250 words.
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設問の読み方
- これは2部構成の設問なので、両方にしっかり答える必要があります。子どもがこれほど長くスマートフォンを使う理由と、それが好ましいか好ましくないかについての意見です。
- 前半が求めているのは原因であり、影響ではありません。理由としては、安価で広く普及している端末、依存性を持たせるよう設計されたアプリ、連絡を取りたい親の思い、オンラインでいなければならないという仲間内の圧力などが考えられます。
- 後半ははっきりした判断を求めています。Positive or negative development とあるので、いくつかの利点を認めるとしても、全体としてどちらなのかを決める必要があります。
- 鍵になる語は children と hours every day です。設問が扱っているのは子どもによる毎日の長時間の利用であり、スマートフォン全般や大人のテクノロジー利用ではありません。
- 明確な構成としては、1つの本文段落を理由に、もう1つを自分の評価に充て、導入で原因と意見を簡潔に述べます。
- 学校での携帯禁止のような解決策に、エッセイの大半を割かないようにしましょう。解決策は問われていないので、結論での簡単な提案で十分です。
おすすめの立場
現在、子どもが長時間スマートフォンを使っているのは、主に端末が簡単に手に入り、子どもの注意を引きつけるよう設計され、子どもの社会生活の中心になっているからです。そして、全体としてはこれを好ましくない傾向だと私は考えます。
段落構成
- 1
導入
多くの子どもが1日に数時間スマートフォンを使っている状況を言い換え、その理由を説明すること、そして主に好ましくない傾向だと考えることを述べます。
- 2
本文第1段落:なぜこうなるのか
3つの理由を挙げます。端末が安く、親が安全や連絡のために持たせること、アプリやゲームが通知や報酬によって利用者をオンラインにとどめるよう意図的に設計されていること、そして子どもがグループチャットやSNSを通じて交流することが増えていることです。
- 3
本文第2段落:なぜ主に好ましくないのか
教育アプリや友達との連絡が役立つことは認めたうえで、より大きな害を説明します。屋外での遊び、読書、スポーツの時間が減ること、睡眠が乱れること、ネットいじめや非現実的な画像にさらされて自尊心に影響しうることです。
- 4
結論
理由をまとめ、この傾向は全体として好ましくないと繰り返します。そのうえで、保護者や学校が1日の利用に制限を設けるべきだと簡単に加えます。
アイデアと論点
- スマートフォンは安くなり、多くの子どもが幼い年齢で持たされます。親が連絡を取り、居場所を知りたいからという理由が多いものです。
- アプリ、ゲーム、動画プラットフォームは、通知、報酬、終わりのないスクロールを使って、若い利用者をひきつけ続けるよう、依存性を持たせて設計されています。
- 子どもの社会生活の多くは、今ではグループチャットやSNS上で行われているので、スマートフォンを持たない子どもは取り残されたと感じるかもしれません。
- 忙しい親が、子どもを静かにさせて夢中にさせておくためにスマートフォンを使うことがあり、長時間の画面利用が習慣になります。
- 好ましい面として、教育アプリやオンライン動画は、たとえば語学や復習など、学習を助けることがあります。
- 何時間もの画面利用は、運動、屋外での遊び、読書に取って代わり、体力や集中力に影響する可能性があります。
- 夜遅くのスマートフォン利用は睡眠を乱しますが、睡眠は子どもの成長と学校での成果にとって大切です。
- SNSは子どもをネットいじめや他人との非現実的な比較にさらすおそれがあり、不安や低い自尊心の一因となりかねません。
バンド8以上の解答例
298語 · ieltswrites が独自に作成した解答例で、公式の解答ではありません。本番と同じく英語のままです。
In many countries today, it is common to see children absorbed in their smartphones for several hours a day. This essay will explain why this is happening and argue that, on balance, it is a negative development.
There are several reasons for this trend. Firstly, smartphones have become cheaper and more widely available, and many parents give their children a phone at an early age so that they can contact them and know where they are. Secondly, the devices are deliberately designed to be engaging: games, video platforms and social media apps use notifications, rewards and endless scrolling to keep young users online for as long as possible. Finally, children increasingly socialise through their phones, so a child without one may feel excluded from conversations and friendships that take place in group chats.
Admittedly, smartphones can bring some benefits. Educational apps and online videos can help children learn languages or revise for exams, and staying in touch with friends can provide emotional support. However, I believe the drawbacks are far more significant when phone use takes up hours every day. Most obviously, time spent looking at a screen is time not spent playing outside, reading or doing sport, which can contribute to poor fitness and weaker concentration. Heavy use late in the evening also disrupts sleep, which is vital for children's development and school performance. Moreover, social media can expose young people to cyberbullying and to unrealistic images of other people's lives, which may damage their self-esteem.
In conclusion, children spend long periods on their smartphones mainly because the devices are easily available, designed to hold their attention and central to their social lives. Although they have some educational value, I consider this a negative development overall, and parents and schools should set clear limits on daily use.
この解答が高評価になる理由
- Task Response
- 2つの問いに十分に答えています。1つの段落が3つの明確な理由を説明し、もう1つが、好ましくない傾向だという一貫した、よく裏づけられた判断を示します。立場は導入で示され、結論で確認されています。
- Coherence and Cohesion
- エッセイは2つの問いの順序に沿って進み、各本文段落に明確なトピックセンテンスがあります。firstly、finally、admittedly、however などの順序や対比を示す表現が、展開をわかりやすくしています。
- Lexical Resource
- absorbed in、endless scrolling、excluded、disrupts sleep、self-esteem などトピックに特有の語彙を的確に使っています。また、smartphone という語を devices や phones に置き換えて、繰り返しを避けています。
- Grammatical Range and Accuracy
- 受動態、関係詞節、so that を使った目的の節、譲歩の構文を組み合わせ、時制や冠詞も全体を通じて正確に使っています。
使える語彙
- screen time
- スマートフォン、タブレット、パソコン、テレビを見ている時間(画面利用時間)
- addictive
- 人にやり続けたいと思わせ、やめるのを難しくする(依存性のある)
- endless scrolling
- 終わりのないオンラインのコンテンツを延々と見続けること(無限スクロール)
- notifications
- 新しいメッセージや動きを利用者に知らせる、スマートフォンのアラート(通知)
- peer pressure
- 同じ年代の人々から、同じように行動するよう求められる圧力(同調圧力)
- feel left out
- 集団や活動から除外されたと感じる(取り残されたと感じる)
- sedentary lifestyle
- 座っている時間が長く、体を動かすことが少ない生活様式(運動不足の生活)
- disrupt sleep
- 人がよく眠れない、あるいは十分に眠れないようにする(睡眠を乱す)
- cyberbullying
- スマートフォン、メッセージ、SNSを通じて行われるいじめ(ネットいじめ)
- self-esteem
- 自分自身について感じる自信や価値(自尊心)
- attention span
- 人が何かに集中できる時間の長さ(集中力の持続時間)
- set limits on
- 何かをどれだけ許すかの制限を設ける
- on balance
- すべての事実と議論を考慮したうえで(全体として)
よくあるミス
- 片方にしか答えない。たとえば、スマートフォンが良いか悪いかについての長い意見を述べるだけで、子どもがなぜそれほど使うのかを説明しない。
- 設問は理由を尋ねているのに、最初の本文段落で影響を説明してしまい、原因と結果を混同する。
- 好ましい傾向か好ましくない傾向かをはっきり述べない、あるいは導入と結論で異なる答えを出す。
- 子どもが毎日何時間もスマートフォンを使うことではなく、テクノロジーやインターネット全般について書く。
- 問われていない解決策に1段落を丸ごと使い、求められている2つの部分に使うべき分量を削ってしまう。
- 「90%の子どもがスマートフォンに依存している」のようなでっち上げの統計を使う。信頼性に欠ける印象を与え、スコアも上がりません。
よくある質問
- この問題はケンブリッジのどの巻に載っていますか?
- 毎日何時間もスマートフォンを使う子どもがいるのはなぜか、そしてそれは好ましい傾向か好ましくない傾向かを問うこの問題は、2022年刊行のケンブリッジIELTS 17 アカデミックの Test 2 ライティング Task 2 です。
- この2部構成の設問では、何段落書くべきですか?
- 4段落がうまくいきます。導入、理由を説明する本文段落、好ましいか好ましくないかについて意見を述べる本文段落、そして結論です。
- 好ましくもあり好ましくなくもある、と書いてもよいですか?
- 両面に触れてもかまいませんが、全体としてどちらが強いかを決めるべきです。たとえば、教育面の利点はあるものの、主に好ましくない、といった具合です。判断があいまいなままだと Task Response が低くなります。
- この Task 2 は何語書けばよいですか?
- 最低250語が必要です。40分で2つの問いに十分に答えるには、270〜310語程度が目安です。
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