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ケンブリッジIELTS 19 Test 1 ライティング Task 2:競争か協力か

ケンブリッジIELTS 19 · Test 1 · アカデミック・ライティング Task 2両論検討型社会

設問は2つの見方を示しています。1つは、職場、学校、日常生活での競争は良いことだという見方、もう1つは、人々は互いに競争する代わりにもっと協力すべきだという見方です。受験者は両方の見方を論じ、自分の意見を述べる必要があります。

問題

You should spend about 40 minutes on this task. Some people think that competition at work, at school and in daily life is a good thing. Others believe that we should try to cooperate more, rather than competing against each other. Discuss both these views and give your own opinion. Write at least 250 words.

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設問の読み方

  • これは両論検討型のエッセイです。なぜ競争を重んじる人がいるのか、なぜ協力を好む人がいるのかを説明し、自分の意見を、理想的には導入と結論の両方で明確に述べる必要があります。
  • 設問は職場、学校、日常生活の3つの場面を挙げています。それぞれに別の段落は必要ありませんが、設問の範囲全体に答えるために、例は複数の場面にわたるものにしましょう。
  • 2つ目の見方は、競争する代わりに cooperate more と言っています。これはバランスの問題なので、協力を基本としつつ、競争は特定の場面にとどめるべきだ、といった立場は十分に適切です。
  • それぞれの見方について、単なる説明ではなく理由を述べましょう。なぜ競争が人々のやる気を引き出し水準を上げるのか、なぜ協力がより良い結果と幸福をもたらすのかです。
  • スポーツだけ、あるいは企業間のビジネス競争だけといった狭い話題に流れないようにしましょう。設問の個人的・教育的な場面を無視することになります。
  • 自分の意見はどちらか一方に賛成してもバランスのとれた立場でもよいですが、導入から結論まで明確で一貫していなければなりません。

おすすめの立場

競争は個人のやる気を引き出し水準を高めることがありますが、競争が本当に向上を促す場面にとどめたうえで、人々が協力するよう促されたときに社会はより多くの利益を得ると私は考えます。

段落構成

  1. 1

    導入

    職場、学校、日常生活での競争と協力についての両方の見方を言い換え、自分の意見を述べます。一般に協力を優先すべきだが、健全な競争にも有益な役割がある、という意見です。

  2. 2

    本文第1段落:競争が良いとされる理由

    競争によって人はより一生懸命に働き向上すること(たとえば最高の成績を目指す学生や目標を追う営業担当者)、そして競争は実力に報い、企業間のイノベーションを推進することを説明します。

  3. 3

    本文第2段落:協力のほうが良い理由

    科学研究から病院の運営まで、現代の問題の大半は個人には複雑すぎるため、チームワークがより良い結果を生むことを説明します。さらに、絶え間ない競争はストレス、不安、知識を共有したがらない態度を招くと加え、学校の成績ランキングや従業員の順位づけを例に使います。

  4. 4

    結論

    両方の見方をまとめ、自分の意見を改めて述べます。職場、学校、日常生活では協力が標準であるべきで、競争は限られた公正な場面で最も有益である、とまとめます。

アイデアと論点

  • 競争は人をより頑張らせます。学生が奨学金を争ったり、アスリートが互いにタイムの向上を促し合ったりする場面です。
  • 競争は実力に報い、最も成果を上げた人に評価と昇進を与えます。多くの人はこれを公正だと考えます。
  • 企業間の競争は、価格の低下、より良い製品、消費者に利益をもたらすイノベーションにつながります。
  • 協力によって、人々はスキルを組み合わせられます。ワクチン開発や宇宙探査のような大きな成果は、しばしば国境を越えた大規模なチームに支えられています。
  • 絶え間ない比較や順位づけは、生徒のストレスや不安、従業員の燃え尽き症候群を引き起こし、精神的な健康を損なうことがあります。
  • 競争の激しい職場では、同僚が情報を隠したり互いの足を引っ張ったりして、組織全体に害を及ぼすことがあります。
  • 学校でのグループ活動は、ほとんどの仕事で不可欠なコミュニケーション、交渉、共感を教えてくれます。
  • 日常生活では、近所の人が助け合ったり資源を分かち合ったりするような地域内の協力が、信頼と社会的な結束を築きます。

バンド8以上の解答例

289語 · ieltswrites が独自に作成した解答例で、公式の解答ではありません。本番と同じく英語のままです。

Some people believe that competing with others, whether at work, at school or in everyday life, brings out the best in us, while others argue that we would achieve more by working together. Although competition has clear benefits, I believe that cooperation should generally be given greater priority.

Those who favour competition argue that it motivates people to improve. Students who know they are being compared with their classmates often study harder, and employees chasing sales targets or promotion tend to raise their own standards. Supporters also claim that competition is fair because it rewards merit, giving recognition to those who perform best. At a wider level, rivalry between businesses drives innovation and keeps prices down, which benefits consumers.

However, I find the case for cooperation more convincing. Most of the challenges that societies face today are far too complex for any individual to solve alone. Medical breakthroughs, for instance, depend on scientists pooling their expertise, and a hospital only functions well when doctors, nurses and technicians support one another. Furthermore, when life is treated as a zero-sum game, the costs can be high. Pupils ranked constantly against their peers often suffer from stress and anxiety, and workers in fiercely competitive offices may hide useful information or undermine colleagues, which ultimately harms the whole organisation. By contrast, group projects at school and team-based workplaces foster communication skills and trust that people need throughout their lives.

In conclusion, while competition can spur individuals to greater effort, I believe that people achieve more, and live more contentedly, when cooperation is the norm. Competition is most valuable when it is kept within fair, limited settings, such as sport or the marketplace, rather than becoming the guiding principle of every part of life.

この解答が高評価になる理由

課題への回答 (Task Response)
両方の見方が、職場、学校、日常生活の理由と具体例とともに説明され、競争に明確な役割を認めつつ協力を支持する明確な意見が導入で述べられ、結論で繰り返されています。
論理の一貫性と結束性 (Coherence and Cohesion)
それぞれの見方に1つずつ本文段落があてられ、明確なトピックセンテンスがあり、admittedly、however、as a result などの接続表現や this、such rivalry といった参照語で考えがつながっています。
語彙力 (Lexical Resource)
reward merit、zero-sum game、pool their expertise、burnout、social cohesion といったトピック特有の語彙が的確に使われ、設問の重要語は全体を通じて言い換えられています。
文法の多様性と正確さ (Grammatical Range and Accuracy)
条件文、譲歩節、関係節、受動態など多様な複雑な構文が使われ、句読点も正確で、目立つ誤りがありません。

使える語彙

healthy competition
害や敵意を生まずに人のやる気を引き出す競争(健全な競争)
a competitive streak
勝ちたい、他人より優れていたいという生まれつきの欲求(負けず嫌いな面)
raise standards
質や成果の水準を高くする(水準を引き上げる)
reward merit
能力と努力に基づいて人に成功を与える(実力に報いる)
collaborate
何かを達成するために他の人と協力して働く(協働する)
pool resources
異なる人々のお金、スキル、知識を合わせる(資源を出し合う)
a zero-sum game
一方の得が他方の損になる状況(ゼロサムゲーム)
burnout
長期間働きすぎたことによる極度の疲労(燃え尽き症候群)
undermine
多くの場合こっそりと、人やものを弱らせる(足元を崩す)
social cohesion
地域社会をまとめる絆と信頼(社会的結束)
team spirit
集団の中での忠誠心と、協力して働こうとする気持ち(チームワークの精神)
foster
何かが育つよう促す(育む)
league table
学校、人、組織を成績順に並べた一覧(成績ランキング)

よくあるミス

  • 一方の見方だけを論じて他方を無視する、あるいは両方の見方を説明する前に自分の意見を述べる。
  • 自分の意見を述べ忘れる。これは discuss both views and give your opinion 型の問題で必須の要素である。
  • スポーツだけについて書き、設問の職場、学校、日常生活の場面を無視する。
  • 2つ目の見方は「もっと協力すべきだ」と言っているだけで、競争をなくすべきとは言っていないのに、全か無かの問題として提示する。
  • 試験の順位、営業目標、チームプロジェクトのような具体例を挙げず、「競争はすべての人に良い」のような曖昧な主張を使う。
  • competition と cooperation を繰り返し、rivalry、teamwork、collaboration、working together などで言い換えない。

よくある質問

この問題はケンブリッジ何巻のものですか?
職場、学校、日常生活における競争と協力を比べるこの問題は、2023年刊行のケンブリッジIELTS 19 アカデミックの Test 1 ライティング Task 2 です。
この両論検討型のエッセイでは、意見はどこに書けばよいですか?
導入で簡潔に述べ、結論で改めて述べます。本文でも、たとえばどちらの見方がより説得力があると考えるかを説明することで、明確にできます。
職場、学校、日常生活を別々に書く必要がありますか?
いいえ。見方ごとにエッセイを構成して構いませんが、設問全体に答えるために、例はこれらの複数の場面から取りましょう。
この Task 2 は何語書けばよいですか?
最低250語は必要です。40分で両方の見方を論じ、自分の意見を述べるには、270〜310語程度が一般的に十分です。

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