ケンブリッジIELTS 21 Test 2 ライティング Task 2:デジタル時代の劇場と映画館
ケンブリッジIELTS 21 · Test 2 · アカデミック・ライティング Task 2両論検討型文化・生活
この設問には2つの見方が示されています。1つは、オンラインで好きなだけ娯楽を楽しめるので劇場や映画館はもはや重要ではないという見方、もう1つは、経済的にも文化的にも重要であり続けるという見方です。受験者は両方の見方を論じ、自分の意見を述べる必要があります。
問題
You should spend about 40 minutes on this task. WRITING TASK 2 You should spend about 40 minutes on this task. Write about the following topic: Some people say that in the digital age, theatres and cinemas are no longer important as people can watch all the entertainment they want online. Others argue that theatres and cinemas are still important both economically and culturally. Discuss both these views and give your own opinion. Give reasons for your answer and include any relevant examples from your own knowledge or experience. Write at least 250 words. Write at least 250 words.
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設問の読み方
- これは両論検討型のエッセイです。Discuss both these views and give your own opinion とあるので、それぞれの見方に十分に展開した本文段落が必要で、自分の立場も導入と結論で明確に述べるのが理想です。
- 1つ目の見方は具体的な理由に基づいています。people can watch all the entertainment they want online という点です。ストリーミングサービス、利便性、費用などを挙げて、この理由に直接答えましょう。
- 2つ目の見方は economically と culturally の2つの側面を挙げています。優れた答案は両方を扱います。経済面では雇用、観光、都心の商業、文化面では共有体験、生の上演、国民的アイデンティティなどです。
- 劇場と映画館は違います。演劇は完全にはオンラインで再現できない生の上演ですが、映画はストリーミングできます。この違いを認識することで、正確な回答であることが示せます。
- 意見はどちらか一方に賛成してもバランスのとれた立場でも構いませんが、明確でなければなりません。両方の見方を説明するだけで結論がないと、Task Response のスコアが下がります。
- インターネット全般や、映画が社会に良いかどうかといった一般的なエッセイを書かないようにしましょう。
おすすめの立場
オンラインのプラットフォームによって、自宅で映画を見ることがこれまで以上に便利になりましたが、劇場や映画館は地域経済を支え、ストリーミングでは代わりにならない、生の共有体験を提供するため、今も重要だと私は考えます。
段落構成
- 1
導入
2つの見方を言い換えます。一方はオンラインのストリーミングによって劇場や映画館は不要になったと考え、他方は経済的にも文化的にも今なお重要だと考えている、と書きます。そして、今も重要だという自分の意見を述べます。
- 2
本文第1段落:もはや重要ではないという主張
ストリーミングサービスの利便性と低コスト、自宅で選べる膨大な作品数、多くの国での映画館の観客数の減少、新作映画がオンラインに登場するまでの速さを説明します。
- 3
本文第2段落:経済的・文化的な重要性
経済的価値(俳優、技術者、スタッフの雇用、ロンドンのウエストエンドのような観光、近隣のレストランでの消費)と、文化的価値(生の上演、観客が共有する体験、地域や国の物語を伝える場)を挙げます。
- 4
結論
オンライン視聴が便利でも、劇場や映画館には価値があることを改めて述べ、自宅では再現できない体験を提供することで生き残るだろうと示します。
アイデアと論点
- ストリーミングサービスは、家族1組分の映画館のチケット代より安いことも多い月額料金で、何千もの映画やシリーズを提供しています。
- 自宅での視聴は便利です。視聴者は時間を選べ、一時停止でき、移動も混雑も高いスナック代も避けられます。
- 映画の劇場公開からオンライン公開までの間隔が短くなり、わざわざ出かける理由が減っています。
- 劇場や映画館は俳優、監督、技術者、接客スタッフを雇用し、近隣のレストラン、バー、交通機関を支えています。
- ロンドンのウエストエンドやニューヨークのブロードウェイのような劇場街は、何百万人もの観光客を惹きつけ、都市に大きな収入をもたらします。
- 生の演劇はオンラインでは再現できません。俳優の存在と観客の反応が、ほかにない体験を生み出します。
- 何百人もの人と映画を観ることは感情を共有する体験になり、家族や友人にとって今も人気のある社交の場です。
- 地元の劇場は文化的伝統を守り、大規模なストリーミングプラットフォームには届かないかもしれない新人の作家や出演者に場を与えます。
バンド8以上の解答例
304語 · ieltswrites が独自に作成した解答例で、公式の解答ではありません。本番と同じく英語のままです。
With streaming services now offering thousands of films at the touch of a button, some people claim that theatres and cinemas have become unnecessary. Others maintain that these venues still matter both to the economy and to cultural life. In my view, although online viewing is undeniably convenient, theatres and cinemas remain important because they provide a shared, live experience that cannot be replicated at home.
Those who regard these venues as obsolete have a reasonable argument. A monthly subscription to a streaming platform often costs less than a single cinema ticket, yet it gives access to an enormous library of films and series that can be watched whenever and wherever viewers wish. Moreover, the time between a film's cinema release and its appearance online has shortened considerably, so many people see little reason to travel, queue and pay for overpriced snacks. Falling cinema attendance in several countries suggests that this view is widely shared.
Nevertheless, the economic contribution of theatres and cinemas is substantial. They employ not only actors and directors but also technicians, designers and front-of-house staff, and they support nearby restaurants, bars and transport services. Theatre districts such as London's West End attract millions of visitors every year and are a cornerstone of the night-time economy. Beyond the economic argument, these venues have a cultural value that streaming cannot match. Watching a play performed live, or laughing alongside hundreds of strangers in a cinema, creates a communal experience that is quite different from viewing alone on a laptop. Local theatres also give a stage to new writers and preserve traditions that might otherwise disappear.
In conclusion, while online entertainment has clearly changed how people watch films, I believe theatres and cinemas remain valuable economically and culturally, and they are likely to survive by offering experiences that a screen at home cannot.
この解答が高評価になる理由
- 課題への回答 (Task Response)
- 両方の見方を具体的な裏付けとともに十分に論じ、2つ目の見方の経済面と文化面をそれぞれ扱い、筆者の意見は導入で明確で、結論で改めて確認されています。
- 論理の一貫性と結束性 (Coherence and Cohesion)
- 各本文段落が明確なトピックセンテンスで1つの見方を提示し、moreover、nevertheless、beyond the economic argument、in conclusion などの接続表現で議論が論理的に進んでいます。
- 語彙力 (Lexical Resource)
- streaming platforms、release window、the night-time economy、communal experience といったトピック特有の語彙が的確に使われ、設問の表現は写されずに言い換えられています。
- 文法の多様性と正確さ (Grammatical Range and Accuracy)
- 関係節、譲歩節、受動態、比較級を含む複雑な構文を使いこなし、句読点も正確で、さまざまなタイプの文が使われています。
使える語彙
- the digital age
- デジタル技術が日常生活の中心にある現代(デジタル時代)
- streaming platform
- インターネットで映画やシリーズを視聴できるオンラインサービス(ストリーミングプラットフォーム)
- on demand
- 視聴者が見たいときにいつでも利用できる(オンデマンドの)
- live performance
- 観客の前でリアルタイムに行われる上演(生の上演)
- communal experience
- 人々が集団で一緒に楽しむもの(共同体験)
- cultural heritage
- 社会が大切にし、引き継いでいく伝統、芸術、建物(文化遺産)
- box office
- チケットを販売する場所。映画や公演がチケットで得る収入(興行収入)の意味もある
- the creative industries
- 芸術、映画、音楽、デザイン、上演に基づく事業(クリエイティブ産業)
- generate revenue
- 収入を生み出す
- the night-time economy
- レストラン、バー、劇場など夜間に営業する事業(ナイトタイムエコノミー)
- immersive
- 観客が見ているものに完全に入り込んだ気分にさせる(没入型の)
- obsolete
- もはや役に立たない、必要とされない(時代遅れの)
- release window
- 映画の劇場公開から、ほかの手段で視聴できるようになるまでの期間(公開ウィンドウ)
よくあるミス
- 両方の見方を論じても自分の意見を述べない、あるいは最後の1文でしか述べない。
- 文化的な重要性だけを扱い、設問が明示している経済面を無視する。
- 劇場と映画館をまったく同じものとして扱い、生の演劇は映画と同じようにはストリーミングできないことに気づかない。
- インターネットやテレビ視聴の影響についての一般的なエッセイを書いてしまう。
- 一方の見方に段落全体を使い、もう一方は1文だけで済ませて、議論のバランスを欠く。
- 「もう誰も映画館に行かない」のような決めつけで一般化しすぎる。
よくある質問
- この問題はケンブリッジ何巻のものですか?
- デジタル時代に劇場や映画館が今も重要かどうかを問うこの問題は、ケンブリッジIELTS 21 アカデミックの Test 2 ライティング Task 2 です。
- discuss both views 型のエッセイでは、意見はどこに書けばよいですか?
- 導入で述べ、本文で両方の見方を論じ、結論で改めて述べます。自分が支持する見方の段落で意見をほのめかすこともできます。
- 劇場と映画館の両方について書く必要がありますか?
- はい。設問が両方に触れているので、両方に言及しましょう。生の演劇はオンラインで完全には代替できないという違いを指摘すると、主張が強くなります。
- この Task 2 は何語書けばよいですか?
- 最低250語は必要です。40分で両方の見方と自分の意見を展開するには、270〜310語程度が一般的に十分です。
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