ケンブリッジIELTS 14 Test 1 ライティング Task 2:悪い状況を受け入れるか改善するか
ケンブリッジIELTS 14 · Test 1 · アカデミック・ライティング Task 2両論検討型社会
この設問は、不満のある仕事やお金の不足といった悪い状況にどう対応すべきかについて、2つの見方を示しています。受け入れるのが最善だと考える人もいれば、改善しようとする方がよいと主張する人もいます。受験者は両方の見方を論じたうえで、自分の意見を述べなければなりません。
問題
You should spend about 40 minutes on this task. Some people believe that it is best to accept a bad situation, such as an unsatisfactory job or shortage of money. Others argue that it is better to try and improve such situations. Discuss both these views and give your own opinion. Write at least 250 words.
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設問の読み方
- これは両論検討型のエッセイです。両方の見方をある程度の深さで説明し、さらに自分の意見を、できれば導入と結論の両方ではっきり述べる必要があります。
- 重要な対比は、悪い状況を受け入れることと、それを改善しようとすることの間にあります。そのため、政府が何をすべきかではなく、態度と個人の選択に焦点を当てましょう。
- 不満のある仕事とお金の不足という2つの例は、such as で導入された単なる例示です。使っても構いませんが、他の個人的な困難に触れても構いません。
- 受け入れるという見方にも公平に耳を傾けましょう。選択肢が限られること、軽率な決断のリスク、満足することの価値といった理由を挙げると、バランスのとれたエッセイになります。
- ニュアンスのある立場は有効です。たとえば、本当に変えられないことは受け入れるべきだが、それ以外はすべて改善しようと努力すべきだ、と論じる方法です。
- 失業や貧困についての一般的なエッセイに脱線しないようにしましょう。設問は、個人が自分の状況にどう反応すべきかを問うています。
おすすめの立場
受け入れる方が賢明な場合もありますが、私は、悪い状況を改善するために努力する方が、一般的にはより良い姿勢だと考えます。
段落構成
- 1
導入
不満のある仕事やお金の不足といった困難への対応に関する2つの見方を言い換え、自分の意見を述べます。受け入れるべき状況もあるが、物事を改善しようとする方が通常は望ましい、という立場です。
- 2
本文第1段落:受け入れることを支持する立場
困難を受け入れる方がよいと考える人がいる理由を説明します。簡単には解決できない問題もあること、絶え間ない努力はストレスになること、計画なしに仕事を辞めたり多額の借金をしたりといった軽率な脱出の試みは事態を悪化させかねないことです。雇用主が少ない地域で働く労働者の例を使います。
- 3
本文第2段落:改善を支持する立場
行動を起こす方が通常は望ましい理由を説明します。再訓練、昇進の希望、家計の管理、副収入を得ることといった現実的な手段が人の生活を変えうること、行動が自信を育てること、個人の努力が社会の利益にもなることです。
- 4
結論
自分の見解をあらためて述べます。本当に変えられないことは受け入れるべきだが、努力を避ける言い訳として受け入れることを使ってはならない。不満のある仕事やお金の問題の多くは、計画と決意によって改善できるからだ、という内容です。
アイデアと論点
- 受け入れる立場:仕事が少ない地域に住んでいるなど、短期的には現実的に変えられない状況があります。
- 受け入れる立場:状況と常に闘い続けると、ストレス、不安、失望を招くことがあります。
- 受け入れる立場:安定した仕事を辞める、高金利の借金をするなど、苦境からの軽率な脱出の試みは、事態を悪化させることがあります。
- 受け入れる立場:状況が厳しくても、満足や感謝の気持ちは幸福感を高めることがあります。
- 改善する立場:再訓練、昇進への応募、転職といった現実的な手段で、より満足できる仕事に就けることがあります。
- 改善する立場:家計の管理、不必要な出費の削減、副収入を得ることで、お金の不足は緩和できます。
- 改善する立場:行動を起こすことは自信と主体性の感覚を育てますが、あきらめは不満や自己肯定感の低下につながることがあります。
- 改善する立場:個人が生活を良くしようと努力すれば、イノベーションや経済成長を通じて社会も利益を得ます。
バンド8以上の解答例
297語 · ieltswrites が独自に作成した解答例で、公式の解答ではありません。本番と同じく英語のままです。
When people find themselves in difficult circumstances, such as a job they dislike or a lack of money, opinions differ on whether they should simply accept their situation or actively try to change it. Although there are times when acceptance is the wiser choice, I believe that making an effort to improve things is generally the better approach.
Those who favour acceptance argue that some problems cannot easily be solved, and that constantly fighting them only leads to stress and disappointment. A worker in a region with few employers, for example, may have little realistic chance of finding a better post, so learning to tolerate an unsatisfying job could protect their mental health. Moreover, impulsive attempts to escape hardship, such as resigning without a plan or borrowing heavily, can make a bad situation considerably worse.
On the other hand, many people believe that passively accepting hardship allows it to continue indefinitely. Someone who is underpaid can retrain, apply for promotion or look for work elsewhere, while a family short of money can draw up a budget or seek a second source of income. Such steps are often modest, yet over time they can transform a person's life. In addition, taking action builds confidence and a sense of control, whereas resignation tends to breed frustration and low self-esteem. Society also benefits when individuals strive to improve their lot, since this drives innovation and economic growth.
In my view, the most sensible attitude combines elements of both perspectives. People should calmly accept what genuinely lies beyond their control, but they should not use this as an excuse to avoid effort. In most cases, an unrewarding job or financial difficulty can be improved through careful planning and determination, so it is better to try than to resign oneself to dissatisfaction.
この解答が高評価になる理由
- 課題への回答 (Task Response)
- 両方の見方を理由と現実的な例で十分に説明し、導入で示した明確でニュアンスのある意見を、結論まで一貫して展開しています。
- 論理構成とまとまり (Coherence and Cohesion)
- 各本文段落が1つの見方を扱い、明確なトピックセンテンスで始まっています。moreover、on the other hand、from this perspective などで、使いすぎることなく考えをつないでいます。
- 語彙力 (Lexical Resource)
- improve their lot、beyond one's control、resign oneself to、breed frustration など、的確で自然な表現が、トピックについての幅広い語彙と優れたコロケーションを示しています。
- 文法の幅と正確さ (Grammatical Range and Accuracy)
- 条件節や譲歩節、受動態、関係節を含むさまざまな複文を使い、文法も句読点も最後まで正確です。
使える語彙
- resign oneself to
- 変えられないと感じて、不愉快なことを受け入れる
- make the best of
- 悪い状況に、できる限りうまく対処する
- improve one's lot
- 自分の人生の境遇をより良くする
- financial hardship
- お金が足りない状況
- an unfulfilling job
- 満足感が得られない仕事
- beyond one's control
- 人が変えたり影響を与えたりすることが不可能な
- rash decision
- よく考えずに急いでした選択
- retrain
- 別の仕事をするために新しい技能を身につける
- contentment
- 自分の持っているものに満足している気持ち
- a sense of control
- 自分の人生に起こることに影響を与えられるという感覚
- proactive
- 待つのではなく、状況を変えるために行動する
- low self-esteem
- 自分の価値や能力に対する低い評価
- strive to
- 何かを成し遂げようと大きな努力をする
よくあるミス
- 一方の見方だけを論じる、または反対の見方に1文しか割かない。両論検討型のエッセイでは Task Response の評価が下がります。
- 個人的な意見を書き忘れる、または結論の最後の1文でしか明らかにしない。
- 政府が失業や貧困を減らすために何をすべきかを書いてしまい、個人の対応から焦点がそれる。
- bad situation を繰り返し使うあいまいな言い方にとどまり、hardship、difficult circumstances、dissatisfaction などで言い換えない。
- 多くのアイデアを並べるだけで、説明や例で掘り下げたものが1つもない。
- 導入で述べた意見が結論と矛盾する。たとえば、最初は受け入れることに賛成し、最後は改善に賛成する。
よくある質問
- この問題はケンブリッジのどの巻に載っていますか。
- 悪い状況を受け入れるか、改善するかを問うこの問題は、2019年刊行のケンブリッジIELTS 14 アカデミックの Test 1 ライティング Task 2 です。
- 悪い仕事とお金の不足の両方について書く必要がありますか。
- いいえ。これらは例として挙げられているだけなので、一方でも両方でも、他の個人的な困難でも構いません。人が悪い状況にどう対応すべきかという点に議論の焦点が合っていれば問題ありません。
- 両方の見方に部分的に賛成してもよいですか。
- はい。バランスのとれた意見でも、明確に述べられていれば構いません。たとえば、変えられないことは受け入れるが、それ以外はすべて改善しようと努めるべきだ、という意見です。
- この Task 2 では何語書けばよいですか。
- 最低250語は書きましょう。4〜5段落で約270〜310語あれば、40分で両方の見方と自分の意見を展開するのに十分です。
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