ケンブリッジIELTS 14 Test 2 ライティング Task 2:種の絶滅は最大の環境問題か
ケンブリッジIELTS 14 · Test 2 · アカデミック・ライティング Task 2両論検討型環境
この設問は2つの見方を示しています。特定の動植物の種が失われることが現代の主要な環境問題だと言う人がいる一方で、もっと重要な環境問題があると言う人もいます。受験者は両方の見方を論じたうえで、自分の意見を述べなければなりません。
問題
You should spend about 40 minutes on this task. Some people say that the main environmental problem of our time is the loss of particular species of plants and animals. Others say that there are more important environmental problems. Discuss both these views and give your own opinion. Write at least 250 words.
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設問の読み方
- これは両論検討型のエッセイです。なぜ種の消失を主な問題と見る人がいるのか、なぜ他の問題の方が重要だと考える人がいるのかを説明し、さらに自分の意見をはっきり述べます。
- キーワードは main environmental problem of our time です。つまり議論の対象は、種の消失が重要かどうかではなく、今日における優先順位と深刻さです。
- 2つ目の見方は漠然としているため、単に「他の問題」と言うのではなく、気候変動、大気汚染、プラスチックごみ、水不足など、具体的な別の問題を挙げる必要があります。
- 環境問題の範囲にとどめましょう。貧困や失業のような経済・社会の問題は、設問の範囲外です。
- 優れた答案は、気候変動と生息地の破壊が絶滅の主な原因であるというように、問題同士がつながっていることを示せますが、それでも明確な立場には到達しなければなりません。
- ミツバチの減少、サンゴ礁の白化、ドードーのような絶滅種といった具体的な例を使って、主張を裏づけましょう。
おすすめの立場
生物多様性の喪失が憂慮すべきものであることは疑いありませんが、私は、気候変動の方がより根本的な問題だと主張します。その理由の一部は、気候変動自体が絶滅の主な原因の1つだからです。
段落構成
- 1
導入
種の消失が今日最大の環境上の脅威かどうかという2つの見方を言い換え、自分の立場を述べます。気候変動は絶滅を引き起こすため、より根本的な問題だ、という立場です。
- 2
本文第1段落:種の消失が主な問題となりうる理由
絶滅は汚染と違って不可逆であること、生態系は種どうしの関係に依存していることを説明します。ミツバチの減少と、作物の受粉への脅威を例に、生物多様性の喪失が人間の生存にも影響することを示します。
- 3
本文第2段落:他の問題の方が重要かもしれない理由
気候変動や大気汚染はすでに干ばつ、洪水、不作、何百万人もの早すぎる死を引き起こしており、これらの問題は種の消失の原因にもなっていることを説明します。例として、海が温暖化して酸性化するためにサンゴ礁が死滅していることを挙げます。
- 4
結論
自分の意見を述べます。これらの問題は互いに関連しているが、気候変動は人々に直接害を及ぼし、絶滅を加速させるので中心的な課題であり、生息地の保護と並行して取り組むのが最善だ、という内容です。
アイデアと論点
- 種の消失:絶滅は永久的ですが、汚染された空気、川、土地は、多くの場合きれいにできます。
- 種の消失:生態系は複雑な食物連鎖に依存しているため、1つの種がいなくなると多くの他の種に影響が及ぶことがあります。
- 種の消失:ミツバチのような花粉媒介者は多くの食用作物に不可欠であり、その減少は食料安全保障を脅かします。
- 種の消失:動植物は医薬品や科学的知識の源であり、それらが永遠に失われるかもしれません。
- 他の問題:気候変動は熱波、干ばつ、洪水、海面上昇を引き起こし、何百万人もの人々に影響します。
- 他の問題:大気汚染は、特に大都市で、毎年何百万人もの早すぎる死と関連しています。
- 他の問題:プラスチックごみや水不足は、多くの地域で健康と生計を脅かしています。
- つながり:気候変動、森林破壊、汚染は種の消失の主な原因なので、これらを解決することは生物多様性の保護にもなります。
バンド8以上の解答例
289語 · ieltswrites が独自に作成した解答例で、公式の解答ではありません。本番と同じく英語のままです。
Some people consider the disappearance of particular plant and animal species to be the greatest environmental threat we face today, while others believe that other problems are more serious. Although the loss of biodiversity is undeniably alarming, I would argue that climate change is the more fundamental problem, partly because it is itself one of the main causes of extinction.
Those who regard species loss as the most pressing issue point out that it is irreversible. Once a species such as the dodo has died out, it can never be brought back, whereas polluted rivers can be cleaned and forests replanted. Furthermore, ecosystems depend on complex relationships between species, so the decline of even a single group can have far-reaching effects. The fall in bee populations in many countries, for instance, threatens the pollination of numerous food crops, which shows that biodiversity loss is not merely a concern for nature lovers but a direct risk to human food supplies.
On the other hand, many argue that problems such as global warming and air pollution deserve greater priority. Rising temperatures are already contributing to droughts, floods and crop failures that affect millions of people, and polluted air is linked to millions of premature deaths every year. Crucially, these problems also drive the loss of wildlife: coral reefs, for example, are dying largely because the oceans are becoming warmer and more acidic.
In my opinion, it is a mistake to treat these issues as entirely separate. Climate change is the central environmental challenge of our time, because it threatens human societies directly while also accelerating habitat destruction and extinction. Tackling it, alongside protecting key habitats, is therefore the most effective way to safeguard both the planet's wildlife and our own wellbeing.
この解答が高評価になる理由
- 課題への回答 (Task Response)
- 両方の見方を関連性のある具体例で展開し、気候変動の方が根本的だという筆者の立場を冒頭ではっきり述べ、結論で正当化しています。
- 論理構成とまとまり (Coherence and Cohesion)
- 各本文段落が明確なトピックセンテンスで1つの見方を示し、気候変動と絶滅のつながりは第2本文段落で導入されて結論で発展するため、エッセイに論理的な流れが生まれています。
- 語彙力 (Lexical Resource)
- biodiversity、irreversible、pollination、premature deaths、acidic oceans など、正確な環境関連の語彙が自然に使われ、設問の言葉の繰り返しを避ける言い換えもできています。
- 文法の幅と正確さ (Grammatical Range and Accuracy)
- although による譲歩節、関係節、受動態、進行中の変化を表す現在進行形など、さまざまな複文を使い、文法も正確です。
使える語彙
- biodiversity
- 特定の地域または世界における動植物の多様性
- extinction
- ある種がもう存在しない状態
- endangered species
- 消滅の深刻な危機にある動物や植物の種類
- habitat destruction
- 動植物が暮らす自然の場所が損なわれたり、取り除かれたりすること
- ecosystem
- ある地域のすべての生き物と、それらが互いに、また環境に及ぼす影響の関係
- irreversible
- 元の状態に戻すことが不可能な
- pollination
- 植物が果実や種子をつくれるようにする、花粉の受け渡し
- climate change
- 地球の気温や気象パターンの長期的な変化
- premature deaths
- 通常より早く起こる死
- food security
- 十分で、手頃な価格の、栄養のある食料を安定して入手できること
- far-reaching effects
- 多くの人やものに影響を及ぼす結果
- pressing issue
- 緊急に対処する必要のある問題
- accelerate
- 何かをより速く起こらせる
よくあるミス
- 他の問題を具体的に挙げずに書くため、2つ目の見方が十分に展開されない。
- 種の消失の代わりとして、貧困、犯罪、失業など、環境以外の問題を論じる。
- 明確な意見を示さず、すべての問題が同じように重要だと述べるだけで、どれを優先すべきか説明しない。
- 生態系や人間の生存についての論理的な議論ではなく、動物は美しい、といった感情的な一般論を使う。
- 環境問題を1文ずつ並べるだけで、いくつかのアイデアを説明や例で掘り下げていない。
- loss of species を何度も繰り返し、extinction、biodiversity loss、the disappearance of wildlife などで言い換えない。
よくある質問
- この問題はケンブリッジのどの巻に載っていますか。
- 種の消失が現代の主要な環境問題かどうかを問うこの問題は、2019年刊行のケンブリッジIELTS 14 アカデミックの Test 2 ライティング Task 2 です。
- 他の環境問題としては何について書けますか。
- 気候変動、大気汚染、プラスチックごみ、水不足などから1つか2つを選び、しっかり展開しましょう。具体的な問題を挙げると、2つ目の見方がずっと強くなります。
- 問題どうしが関連していると書いてもよいですか。
- はい。気候変動や生息地の喪失が絶滅を引き起こすと示すのは高度な議論になりますが、どの問題が最も重要だと考えるかは、やはり明確に述べなければなりません。
- この Task 2 では何語書けばよいですか。
- 最低250語は書きましょう。約270〜310語あれば、40分で両方の見方を論じ、しっかり展開した意見を述べるのに十分です。
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