過去問集

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ケンブリッジIELTS 16 Test 1 ライティング Task 1:家電の普及と家事時間

ケンブリッジIELTS 16 · Test 1 · アカデミック・ライティング Task 1複合グラフ

2つの折れ線グラフは、ある国の1920年から2019年までを扱っています。1つ目は洗濯機、冷蔵庫、掃除機を持っている世帯の割合を示し、2つ目は1世帯あたりの週の家事時間(洗濯、食事の準備、掃除)を、およそ20年おきに示しています。

問題

You should spend about 20 minutes on this task. The charts below show the changes in ownership of electrical appliances and amount of time spent doing housework and households in one country between 1920 and 2019. Summarize the information by selecting and reporting the main features, and make comparisons where relevant. Write at least 150 words.

ケンブリッジIELTS 16 Test 1 ライティング Task 1 の図表:2つの折れ線グラフは、ある国の1920年から2019年までを扱っています。1つ目は洗濯機、冷蔵庫、掃除機を持っている世帯の割合を示し、2つ目は1世帯あたりの週の家事時間(洗濯、食事の準備、掃除)を、およそ20年おきに示しています。

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報告すべき主な特徴

  • 3つの家電の保有率はいずれも2019年のほうが1920年より高く、一方で週あたりの家事時間は一貫して減っています。つまり2つのグラフは逆の傾向を示しており、それを結びつけて述べるべきです。
  • 最も劇的な変化を示すのは冷蔵庫です。1920年にはほとんどの世帯が持っていなかった(約2〜3%)のが、1940年に約55%、1960年に90%、1980年以降は100%になっています。
  • 掃除機は1920年の30%から、1940年に50%、1960年に70%、1980年に90%と着実に上がり、2000年に100%に達し、2019年もそのままです。
  • 洗濯機は1920年に40%と最も普及した家電として出発し、1940年に60%、1960年に70%に達しますが、1980年には約65%に下がり、その後は2000年に70%、2019年に75%までしか上がりません。そのため1980年以降は最も普及していない家電になっています。
  • 家事時間は、1920年の週50時間から1940年の35時間、1960年の20時間へと急激に減り、その後は1980年と2000年に約15時間で横ばいとなり、2019年には10時間強へとわずかに下がっています。
  • どちらのグラフでも、最大の変化は1920年から1960年の間に起こっています。1960年以降は線がずっと平らになります。

オーバービューの例

全体として、各家電を持つ世帯の割合は世紀を通じて上昇し、冷蔵庫と掃除機は最終的にすべての家庭にありました。一方、洗濯機はより緩やかに伸び、1980年以降は最も普及していない家電になりました。その間に家事に費やす時間は大幅に減り、減少の大半は1960年より前に起こりました。

段落構成

  1. 1

    導入

    設問を1文で言い換えます。このグラフは、1920年から2019年にかけて、ある国で洗濯機、冷蔵庫、掃除機を持つ世帯の割合と、1世帯が週に行う家事の時間を示している、とまとめます。

  2. 2

    オーバービュー

    数値を入れずに、2つの大きな全体像を述べます。家電の保有率が上がり、冷蔵庫と掃除機がすべての世帯に行き渡った一方、洗濯機は遅れたこと、そして家事時間が減り、その大半が最初の40年間だったことです。

  3. 3

    本文第1段落:家電の保有率

    冷蔵庫が1920年のほぼゼロから1960年に90%、1980年に100%へと急増したこと、掃除機が30%から2000年に100%まで着実に上がったこと、洗濯機が40%から1960年に70%へ上がり、1980年に約65%へわずかに下がり、2019年の75%までゆるやかに回復したことを説明します。

  4. 4

    本文第2段落:家事の時間

    1920年の週50時間から1960年の20時間への減少、1980年と2000年の約15時間での横ばい、2019年の最終的な10時間強という数値を述べます。最も急な減少が家電の最も速い普及と重なっていることには触れてもかまいませんが、一方が他方の原因だと主張してはいけません。

使える比較ポイント

  • 1つ目のグラフの上昇する線と、2つ目のグラフの下降する線を対比させます。
  • 冷蔵庫と掃除機を、保有率が100%に達する2つの家電としてまとめ、洗濯機は別に扱います。
  • 順位の逆転に注目します。洗濯機は1920年と1940年には最も普及した家電でしたが、1980年以降は最も普及していない家電です。
  • 1960年の収束点に触れます。この年は洗濯機と掃除機がどちらも70%です。
  • 家事時間のデータを2つの時期に分けます。1920年から1960年の急激な減少と、その後のずっと緩やかな減少です。
  • 変化の大きさを比べます。冷蔵庫の保有率は100ポイント近く上がりますが、洗濯機の保有率は35ポイントしか上がりません。

バンド8以上の解答例

202語 · ieltswrites が独自に作成した解答例で、公式の解答ではありません。本番と同じく英語のままです。

The line graphs illustrate the proportion of households in one country that owned three electrical appliances between 1920 and 2019, together with the number of hours each household spent on housework per week over the same period.

Overall, ownership of all three appliances increased, with refrigerators and vacuum cleaners eventually becoming universal, whereas washing machines were the least common from 1980 onwards. At the same time, the weekly time devoted to housework fell sharply, particularly during the first four decades.

In 1920, refrigerators were almost unheard of, but their ownership soared to 90% by 1960 and reached 100% in 1980. Vacuum cleaners spread more steadily, rising from 30% of homes to 90% in 1980 and to every household by 2000. Washing machines, by contrast, were the most widespread appliance in 1920, at 40%, and climbed to 70% in 1960, but after a slight dip to about 65% in 1980 they rose only modestly, to 75% in 2019.

Meanwhile, the amount of housework dropped from 50 hours a week in 1920 to 20 hours in 1960. The decline then slowed considerably, with the figure levelling off at around 15 hours between 1980 and 2000 before easing to just over 10 hours in 2019.

この解答が高評価になる理由

Task Achievement
両方のグラフを扱い、保有率の上昇と家事時間の減少を明確なオーバービューで示しています。洗濯機の一時的な低下や家事時間の横ばいを含め、主な特徴を正確な数値で裏づけています。
Coherence and Cohesion
それぞれのグラフに本文段落を1つ充て、家電は変化のパターンでグループ化しています。meanwhile、by contrast、then などのつなぎ表現が、読み手をデータの中で滑らかに導いています。
Lexical Resource
soared、levelling off、slight dip、almost unheard of など的確な推移の語彙を自然に使い、トピックも homes、domestic chores、the time devoted to housework で言い換えています。
Grammatical Range and Accuracy
過去時制を正確に使い、分詞句や関係詞の構文で節を結び、the least common や much more slowly などの比較も誤りなく扱っています。

使える語彙

household appliances
冷蔵庫や洗濯機など、家庭で使う電気機器(家電)
ownership
何かを持っているという事実。ここでは各家電を持つ家庭の割合に使う(保有)
the proportion of households
全世帯のうちの割合。percentage of households の言い換え
domestic chores
掃除、料理、洗濯などの日常的な家事
soar
非常に速く高い水準まで上がる(急増する)
universal
すべての世帯にある。つまり100%の(普遍的な)
level off
上昇も下落も止まり、ほぼ同じ水準にとどまる
plateau
変化したあとで数値が安定している期間(横ばい)
dip slightly
短期間、少しだけ下がる
modest recovery
下落のあとの小幅な上昇
percentage points
2つのパーセントの差(例:40%から75%は35ポイント)
the time devoted to
ある活動に費やす時間
lag behind
他のものより成長が遅れる(後れをとる)

よくあるミス

  • 2つのグラフのうち片方しか説明しない、あるいは前半と後半に分けて書き、保有率の上昇と家事時間の減少を結びつけるオーバービューがない。
  • 家電が家事時間の減少の原因だと事実として断定する。Task 1 が求めているのはデータの報告であり、原因の説明ではありません。
  • 洗濯機の線を読み違える。たとえば、1980年に約65%へ下がっているのに、ずっと上がり続けたと書く。
  • 冷蔵庫が0%や10%から始まったと書く。1920年の値はゼロをわずかに上回る程度です。
  • 家事のグラフを、週あたりの時間ではなくパーセンテージとして書く。
  • 主な傾向と比較を選ばず、すべての値を年ごとに列挙する。

よくある質問

この問題はケンブリッジのどの巻に載っていますか?
家電と家事の時間を扱うこの問題は、2021年刊行のケンブリッジIELTS 16 アカデミックの Test 1 ライティング Task 1 です。
2つのグラフを同じ段落で説明してもよいですか?
通常は、各グラフに本文段落を1つずつ充て、オーバービューで結びつけるほうがわかりやすいです。オーバービューでは、保有率が上がる一方で家事時間が減ったことを指摘できます。
家電が家事の時間を減らしたと書いてもよいですか?
2つの傾向が同時に起きたと述べるのはかまいませんが、原因を事実として断定するのは避けましょう。Task 1 が求めているのは、グラフが示していることを報告するだけだからです。
何語書けばよいですか?
最低150語が必要です。両方のグラフ、オーバービュー、主な数値を20分で書くには、170〜200語程度で十分です。

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