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ケンブリッジIELTS 12 Test 2 ライティング Task 2:若い世代が多い人口構成

ケンブリッジIELTS 12 · Test 2 · アカデミック・ライティング Task 2メリットとデメリット社会

この設問は、高齢者に比べて若年成人の人口が比較的多い国々について述べています。この状況のメリットがデメリットを上回るかどうかを判断し、理由と例で答えを裏づける必要があります。

問題

You should spend about 40 minutes on this task. At the present time, the population of some countries includes a relatively large number of young adults, compared with the number of older people. Do the advantages of this situation outweigh the disadvantages? Write at least 250 words.

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設問の読み方

  • これはメリットとデメリットを扱うエッセイですが、設問は Do the advantages outweigh the disadvantages? と直接問うています。そのため、yes か no かをはっきり答え、なぜ一方のほうが重いのかを説明しなければなりません。
  • トピックは、高齢者に比べて若年成人が多い人口であり、子どもや10代ではありません。おおよそ18〜35歳の働く世代に焦点を当てましょう。
  • 若者個人の生活ではなく、国のレベルで、つまり経済、労働市場、公共財政、社会の安定、イノベーションの観点から論じます。
  • 両方の側面を扱う必要があります。メリットだけを並べても、デメリットと比べて判断するよう求める設問に十分には答えられません。
  • 日本のような高齢化社会と比較すると論証が強くなりますが、焦点はあくまで若い人口の国に置きましょう。
  • 若者のほうが高齢者より優れているかどうかという議論にならないよう注意します。設問が扱うのは、人口構成の状況とその結果です。

おすすめの立場

若年成人の人口が多いことは、特に十分な雇用を確保するうえで現実の課題をもたらしますが、政府が教育と雇用に投資するならば、メリットは明らかにデメリットを上回ると私は考えます。

段落構成

  1. 1

    導入

    状況、つまり高齢者に比べて若年成人の割合が高い人口を言い換え、はっきりと答えます。十分な雇用が創出されることを条件に、メリットがデメリットを上回る、という内容です。

  2. 2

    本文第1段落:デメリット

    主なデメリットを説明します。仕事をめぐる競争と高い若年失業率、住宅・学校・大学への圧力、若者が将来に希望を持てないときの社会不安のリスクです。大卒者の失業率の高さなどを例に挙げます。

  3. 3

    本文第2段落:メリット

    メリットのほうが大きい理由を説明します。税金を納め、少数の退職者を支える大きな労働力、イノベーションと起業に支えられた活力ある経済、年金と医療への負担の軽さです。労働力不足に直面している日本のような高齢化社会と対比します。

  4. 4

    結論

    メリットがデメリットを上回ること、そして問題の多くは一時的であり、教育と雇用創出への投資によって対処できることをもう一度述べます。

アイデアと論点

  • メリット:働く世代の人口が大きければ公共サービスの財源となる税収が生まれ、一方で年金や長期介護を必要とする高齢者は比較的少なくなります。
  • メリット:若い労働者は新しい技術を取り入れたり、起業したり、仕事のある場所へ移ったりすることに積極的な場合が多く、急速な経済成長を後押しします。
  • メリット:この人口ボーナスは、20世紀後半にいくつかの東アジア経済が急成長するのを助けました。
  • メリット:日本のような高齢化国は労働力不足と医療費の増加に直面していますが、若い国はこうした問題を避けられます。
  • デメリット:経済が十分な雇用を創出できなければ、若年失業が増え、人材が無駄になって不満が高まります。
  • デメリット:住宅、学校や大学の定員、交通への需要が、政府が提供できるペースより速く増えるおそれがあります。
  • デメリット:失業中の若者が大勢いると、犯罪、海外への流出、政治的な不安定につながる可能性があります。
  • デメリット:このメリットは一時的です。今日の若年成人も、やがては大きな高齢世代になるからです。

バンド8以上の解答例

272語 · ieltswrites が独自に作成した解答例で、公式の解答ではありません。本番と同じく英語のままです。

In some countries, young adults make up a considerably larger share of the population than older people. Although this demographic structure creates certain challenges, I believe its advantages clearly outweigh its disadvantages, as long as governments invest in education and employment.

Admittedly, a large young population can place a heavy strain on a country. Every year, many thousands of young people enter the job market, and if the economy cannot grow fast enough to absorb them, youth unemployment rises. This not only wastes talent but can also lead to frustration, emigration of the most skilled graduates and, in extreme cases, social unrest. In addition, demand for housing, university places and transport may grow faster than the authorities can respond, pushing up prices and lowering living standards.

Nevertheless, the benefits are more significant. A large working-age population means a broad tax base, while relatively few older people depend on pensions and long-term health care, so public finances are under far less pressure. Young workers also tend to be adaptable and eager to learn new skills, which encourages innovation and entrepreneurship. Economists refer to this as a demographic dividend, and it helped several East Asian economies to achieve rapid growth in the late twentieth century. By comparison, ageing societies such as Japan are struggling with labour shortages and soaring care costs, problems a younger country can largely avoid.

In conclusion, while a youthful population can lead to unemployment and overstretched services if it is poorly managed, these problems can be addressed through sound policies. The economic energy and favourable balance between workers and dependants that it provides are, in my view, far more valuable.

この解答が高評価になる理由

課題への回答 (Task Response)
導入ではっきりと結論を示し、デメリットを公平に説明したうえで、メリットのほうが重い理由を示し、この立場を結論まで一貫して保っています。
論理構成とまとまり (Coherence and Cohesion)
まずデメリットを扱い、次にメリットがそれを上回ることを示すので、議論が書き手の結論に向かって積み上がっています。admittedly、nevertheless、by comparison などのつなぎの表現が読み手を導きます。
語彙力 (Lexical Resource)
demographic dividend、working-age population、tax base、labour shortage などのトピック特有の語彙を的確に使い、place a strain on や drive economic growth のような自然なコロケーションも使っています。
文法の幅と正確さ (Grammatical Range and Accuracy)
条件文、関係節、譲歩構造を正確に使い、ほとんど誤りなく、幅広く複雑な文法を示しています。

使える語彙

demographic structure
年齢などの特徴によって人口がどう分かれているかという構造
working-age population
就業できる年齢の範囲にある人々
demographic dividend
扶養される人々に比べて働く世代の人口が多いときに、国が得られる経済的な恩恵(人口ボーナス)
dependency ratio
働く世代に対する、子どもと高齢者の人数の比率
youth unemployment
若者の間で仕事が不足していること
labour shortage
求人に対して働き手が足りない状況
ageing society
高齢者の割合が増え続けている国
tax base
税金を納める人や企業の総数
strain on public services
学校、病院、交通などのサービスにかかる大きな負担
entrepreneurial spirit
新しい事業を始め、リスクをとろうとする意欲
social unrest
抗議活動や混乱として表れる国民の怒り
brain drain
高い教育を受けた人材や技能者が他国へ流出すること
harness
何かを制御し、うまく活用する

よくあるミス

  • メリットとデメリットを並べるだけで、どちらが上回るのかを言わないなど、直接の問いに明確に答えられていない。
  • 若年成人ではなく、子どもや10代について書いてしまい、トピックがずれてしまう。
  • メリットだけ、またはデメリットだけを論じてしまい、設問が求める比較検討ができていない。
  • there are both advantages and disadvantages のような中立的な結論を書き、どちらかが上回るかという問いに答えていない。
  • 人口構成が国に与える影響ではなく、若者一人ひとりの暮らしを描いてしまう。
  • 若者は活力があるといった暗記した一般論を、経済的・社会的な影響と結びつけずに使ってしまう。

よくある質問

この問題はケンブリッジのどの巻に載っていますか。
若年成人が比較的多い国々を扱うこのエッセイ問題は、2017年刊行のケンブリッジIELTS 12 アカデミックの Test 2 ライティング Task 2 です。
どちらか一方が上回ると言い切る必要がありますか。
はい。設問はメリットがデメリットを上回るかどうかを直接問うているので、はっきりと答え、なぜ一方のほうが重要なのかを説明する必要があります。
高齢化が進んでいる国に触れてもよいですか。
比較としてなら構いません。日本のような高齢化社会の問題を示すことで、若い人口がなぜメリットなのかを説明しやすくなりますが、中心はあくまで若い人口に置きましょう。
何語書けばよいですか。
最低250語は書く必要があります。両方の側面を扱い、はっきりした結論を示すには、270〜310語程度が適切です。

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