ケンブリッジIELTS 10 Test 3 ライティング Task 2:世界共通の商品
ケンブリッジIELTS 10 · Test 3 · アカデミック・ライティング Task 2意見型(賛成か反対か)文化・生活
この設問は、世界中どこでも同じ商品が買えるため、国々がますます似てきていると述べています。これが良い傾向なのか悪い傾向なのかを判断し、理由と例で自分の見解を裏づける必要があります。
問題
You should spend about 40 minutes on this task. Countries are becoming more and more similar because people can buy the same products anywhere in the world. Do you think this is a positive or negative development? Write at least 250 words.
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設問の読み方
- これは意見型のエッセイです。この傾向が良いのか、悪いのか、あるいは主にどちらかなのかを判断し、導入から立場を明確にしなければなりません。
- この傾向には2つの部分があります。同じ商品が世界中で手に入ることと、その結果として国々が似てくることです。買い物だけ、あるいは文化だけを論じるのではなく、この2つを結びつけて論じましょう。
- products は幅広い言葉です。携帯電話や衣類などの消費財、ブランドやチェーン店、飲食物、映画のような娯楽も含まれます。具体的な例を選びましょう。
- 両方の側面を論じてもかまいませんが、結論は設問に答えていなければなりません。最終的な判断のないバランス型のエッセイは、課題への回答 (Task Response) で評価が下がります。
- おおむね良いが文化面での代償もある、といった条件つきの答えも、明確に述べて一貫させるなら認められます。
- グローバル化、移民、インターネットについての一般的な議論になり、商品や国々の類似性に結びつかなくならないよう注意しましょう。
おすすめの立場
この傾向は一部の地域の伝統を脅かしますが、全体としては良い傾向だと私は考えます。
段落構成
- 1
導入
スマートフォン、衣料ブランド、ファストフードチェーンなど、世界共通の商品の例を挙げながら、この意見を言い換えます。文化面での代償はあるものの、この傾向は主に良いものだと述べます。
- 2
本文第1段落:良い傾向である理由
貧しい国の人々が、電話、医薬品、家電などの有用な品物を手に入れられるようになること、世界貿易がベトナムやバングラデシュのような国々で工場の雇用を生むこと、そして慣れ親しんだ商品によって、海外での旅行、留学、仕事がしやすくなることを説明します。
- 3
本文第2段落:文化面での代償と、その影響が限られている理由
チェーン店のせいで商店街がどこも似た見た目になり、地元の小さな店が閉店に追い込まれることがあると認めます。そのうえで、国民のアイデンティティは自国の言語、祭り、食に根ざしており、世界共通の商品がそれに取って代わることはなく、観光によってむしろ地元文化への関心が高まったと論じます。
- 4
結論
この傾向はおおむね良いものだと述べ直しつつ、地域社会と政府が独自の伝統を守ることを勧めます。
アイデアと論点
- 途上国の消費者は、かつては主に豊かな国でしか手に入らなかったスマートフォン、医薬品、家電を、今では買えるようになりました。
- 世界的なサプライチェーンは雇用を生みます。国際ブランドのために衣料品や電子機器を作る工場は、バングラデシュやベトナムなどで何百万人もの人を雇っています。
- おなじみの商品やブランドがあれば、海外での旅行、留学、仕事がしやすくなります。
- 世界的な企業との競争は、地元の消費者にとって価格を下げ、品質の水準を高める可能性があります。
- 世界中の商店街で、同じチェーン店やレストランがますます目立ち、都市が似た見た目になっています。
- 地元の小さな店や、伝統工芸品や郷土食の生産者は、多国籍企業と競争できず、廃業するかもしれません。
- 国民のアイデンティティは、人々が買う商品よりも、言語、価値観、祭り、家族の伝統に左右されます。
- 国際的な企業は、商品を地元の好みに合わせて変えることが多く、観光によって、本物の地元文化への需要も高まっています。
バンド8以上の解答例
287語 · ieltswrites が独自に作成した解答例で、公式の解答ではありません。本番と同じく英語のままです。
Today, the same smartphones, clothing brands and fast-food chains can be found in almost every major city, and as a result countries are becoming increasingly alike. Although this trend poses a threat to some local traditions, I believe that, on balance, it is a positive development.
The main benefit is that consumers everywhere now have access to goods that were once available mainly to people in wealthy nations. A farmer in rural Africa can use the same kind of smartphone as an office worker in London, and families in developing countries can buy affordable medicines, household appliances and computers. Global trade also creates jobs: factories that supply international brands employ millions of people in countries such as Vietnam and Bangladesh, helping to raise living standards. Moreover, familiar products make it easier for people to travel, study or work abroad.
Critics argue that this growing uniformity erodes national identity. High streets in different countries are increasingly dominated by the same chain stores, and small local businesses selling traditional crafts or regional food may be forced to close. This is a genuine loss, since cultural diversity is part of what makes the world interesting. However, I would argue that the threat is often exaggerated. Buying an international brand of jeans does not stop people from speaking their own language, celebrating their own festivals or cooking traditional dishes at home. In fact, many global companies have adapted their products to local tastes, and international tourism has increased demand for authentic local culture rather than reducing it.
In conclusion, while communities and governments should take steps to protect distinctive traditions, the worldwide availability of the same products brings considerable economic and practical benefits. I therefore regard this development as largely positive.
この解答が高評価になる理由
- 課題への回答 (Task Response)
- この傾向はおおむね良いという明確な判断を示し、入手のしやすさ、雇用、移動のしやすさの具体例でそれを裏づけたうえで、反対の見解にも触れ、それが説得力に欠ける理由を説明しています。
- 論理構成とまとまり (Coherence and Cohesion)
- 各本文段落の目的が明確で、第2段落の譲歩と反論は、critics argue、this is a genuine loss、however などの表現ではっきり示されています。
- 語彙力 (Lexical Resource)
- uniformity、erodes national identity、chain stores、adapted to local tastes などの的確なトピック語彙を使い、設問の表現をそのまま繰り返さずに言い換えています。
- 文法の幅と正確さ (Grammatical Range and Accuracy)
- 受動態、関係節、although や while で始まる譲歩節、最近の変化を表す現在完了など、幅広い構造を正確に使っています。
使える語彙
- globalisation
- 世界中の経済や文化がより密接につながっていく過程
- multinational companies
- 多くの国で事業を行う大企業
- global brands
- 世界中で知られている商品名
- chain stores
- 多くの場所に、同じ名前と商品で展開する店
- uniformity
- どこでも同じであること
- cultural diversity
- さまざまな文化や伝統が存在すること
- national identity
- ある国に属し、その文化を共有しているという意識
- erode
- 何かを徐々に弱める、あるいは壊す
- standard of living
- 人々が持つ富と快適さの水準
- lift people out of poverty
- 人々が貧しい状態から抜け出せるようにする
- supply chain
- 商品の製造と配送にかかわる一連の企業
- adapt to local tastes
- ある国の人々に合うように、商品を変える
- on balance
- すべての論点を考慮したうえで
よくあるミス
- メリットとデメリットを述べるだけで、この傾向が主に良いのか悪いのかを言わない。
- 商品や国々が似てくることに結びつけず、移民や国際政治など、グローバル化全般について書いてしまう。
- 買い物と価格のことだけを論じて、国々がより似てきているという考えを無視する。
- all countries are now exactly the same のような大げさな主張を使う。採点者に、裏づけのない主張だと容易に見抜かれます。
- 途中で立場を変える。たとえば、導入では良い傾向としながら、結論では主に悪い傾向とする。
- same products や similar を繰り返し、uniformity、global brands、multinational companies などで言い換えない。
よくある質問
- この問題はケンブリッジのどの巻に載っていますか。
- 同じ商品がどこでも売られているため国々が似てきているという、この問題は、2015年刊行のケンブリッジIELTS 10 アカデミックの Test 3 ライティング Task 2 です。
- この傾向は良くも悪くもあると書いてもよいですか。
- 両方の側面を論じてもかまいませんが、おおむね良い、のようにどちらが上回るかを決めて、立場をはっきりさせる必要があります。
- この問題には、どんな例を使えばよいですか。
- スマートフォン、世界的な衣料ブランド、ファストフードチェーン、国際的なスーパーマーケットなど、広く知られた例を使い、反対側については、地元の店、工芸品、伝統料理に触れましょう。
- このTask 2では何語書けばよいですか。
- 最低250語は書く必要があります。40分で自分の立場を十分に展開するには、270〜310語程度が通常は適切です。
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