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ケンブリッジIELTS 11 Test 4 ライティング Task 2:経済発展

ケンブリッジIELTS 11 · Test 4 · アカデミック・ライティング Task 2両論検討型政府・法律

多くの政府は経済発展を最も重要な目標と考えていますが、国にとってはほかの種類の発展も同じくらい重要だと考える人もいます。両方の見解を論じたうえで、自分の意見を述べる必要があります。

問題

You should spend about 40 minutes on this task. Many governments think that economic progress is their most important goal. Some people, however, think that other types of progress are equally important for a country. Discuss both these views and give your own opinion. Write at least 250 words.

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設問の読み方

  • これは両論検討型のエッセイです。Discuss both these views and give your own opinion では、両方の見解をバランスよく扱い、明確な個人的立場を、導入と結論で示す必要があります。
  • 第1の見解は経済発展が最も重要な目標だと述べ、第2の見解はほかの種類の発展も同じくらい重要だと述べています。第2の見解は経済が重要でないとは言っておらず、経済のほうが重要ではないと言っているだけであることに注意しましょう。
  • other types of progress は意図的に漠然とした表現なので、健康、教育、社会的平等、環境、文化、個人の自由といった具体例で定義しましょう。
  • もっとお金がほしい個人ではなく、予算や成功をどう測るかなど、政府の優先順位と政策に焦点を当てます。
  • 有力な意見としては、経済成長が社会の発展の財源になることを認めつつ、それは幸福のための手段であって、それ自体が目的ではないと主張することができます。
  • 個人の生活におけるお金と幸福だけを書いてしまうと、政府や国が目指すべきものからそれてしまうので避けましょう。

おすすめの立場

私の意見では、強い経済は不可欠ですが、それ自体が目的ではなく、人々の生活を改善するための手段として扱うべきです。そのため、ほかの形の発展にも同等の優先順位が与えられるべきです。

段落構成

  1. 1

    導入

    2つの見解を言い換えます。経済成長を最優先と見なす政府がある一方で、健康、教育、環境といった分野の発展も同じくらい重要だと考える人々がいる、という内容です。経済は不可欠だが、ほかの目標より上に置くべきではない、という立場を述べます。

  2. 2

    本文第1段落:政府が経済を優先する理由

    成長は雇用を生み、所得を高め、学校、病院、年金の財源となる税収をもたらすことを説明します。中国が何億人もの人々を貧困から救い出した例を挙げ、健全な経済がなければ社会政策に資金を出せないことに触れます。

  3. 3

    本文第2段落:ほかの種類の発展も同じく重要な理由

    成長は汚染や不平等をもたらしうるため、平均寿命、識字率、自由、環境の質は所得と同じくらい重要だと論じます。ブータンの国民総幸福量や、所得が高くても人々が必ずしも幸福や健康になるわけではないことに触れます。

  4. 4

    結論

    成長は資源をもたらすが、いかなる犠牲を払ってでも追求すべきではないこと、そして政府は社会的、文化的、環境的な発展にも同等の重みを与えるべきだということを、もう一度述べます。

アイデアと論点

  • 経済成長は雇用を生み出し、生活水準を高めるので、政府はしばしばそれを最優先事項として扱います。
  • 強い経済からの税収は、医療、教育、インフラ、年金の財源になります。
  • 中国は数十年にわたる急成長で、何億人もの人々を極度の貧困から救い出しました。
  • 急速な工業化は、深刻な大気汚染や水質汚染を引き起こし、国民の健康を害することがあります。
  • 恩恵が主に裕福な少数に集中すれば、成長は不平等を拡大させるかもしれません。
  • 平均寿命、識字率、個人の自由、環境の質といった指標は、GDPだけよりも幸福をよく表します。
  • ブータンは国民総幸福量を政策の指針としており、国連の人間開発指数は所得と健康、教育を組み合わせています。
  • 教育と健康への投資自体が、長期的な経済発展の源になるので、この2つの目標は互いに支え合っています。

バンド8以上の解答例

283語 · ieltswrites が独自に作成した解答例で、公式の解答ではありません。本番と同じく英語のままです。

Many governments regard economic growth as their top priority, while others believe that progress in areas such as health, education and the environment is just as important. In my opinion, a strong economy is essential, but it should be treated as a means of improving people's lives rather than as an end in itself.

There are good reasons why governments focus on the economy. A growing economy creates jobs, raises incomes and generates the tax revenue needed to pay for schools, hospitals and pensions. China, for instance, lifted hundreds of millions of people out of extreme poverty through several decades of rapid growth, which shows how powerful economic development can be. Without a sound economy, ambitious social programmes simply cannot be funded, so it is understandable that politicians often judge their success by figures such as GDP.

On the other hand, economic progress does not automatically lead to a better society. Rapid industrialisation can cause serious pollution, and growth is sometimes accompanied by widening inequality, so that the benefits go mainly to a wealthy minority. Measures such as life expectancy, literacy, personal freedom and environmental quality therefore matter just as much as national income. Bhutan, for example, has adopted Gross National Happiness as a guiding principle, and in several wealthy nations rising incomes have not made citizens noticeably happier or healthier. Moreover, investment in education and health eventually strengthens the economy itself.

In conclusion, although economic growth provides the resources that a country needs, it should not be pursued at any cost. Governments should give equal weight to social, cultural and environmental progress, because the ultimate aim of development is to improve the well-being of all citizens, not simply to increase national wealth.

この解答が高評価になる理由

課題への回答 (Task Response)
両方の見解を具体例で十分に展開し、ほかの種類の発展を明確に定義しています。成長は目的ではなく手段だという書き手の立場は、最初に示され、最後に再確認されています。
論理構成とまとまり (Coherence and Cohesion)
各本文段落が、明確なトピックセンテンスとともに1つの見解を示し、which shows、on the other hand、therefore などの表現と明確な指示表現で考えがつながっています。
語彙力 (Lexical Resource)
tax revenue、widening inequality、life expectancy、an end in itself、guiding principle などの的確な語彙を自然に使い、設問のキーワードも言い換えています。
文法の幅と正確さ (Grammatical Range and Accuracy)
譲歩節、関係節、条件節を含む複文に加え、受動態や助動詞も、正確に、かつ多様に使っています。

使える語彙

economic growth
国が生産する財やサービスの量の増加
GDP
国内総生産。国内で生産された財やサービスの総額
living standards
人々が利用できる富、快適さ、物のレベル
tax revenue
政府が税金から得るお金
lift people out of poverty
人々が貧しい状態から抜け出せるようにする
industrialisation
国での工場や産業の発展
inequality
一部の人が他の人よりはるかに多くのお金や機会を持つ不公平な状況
social progress
健康、教育、平等、権利などの分野での改善
well-being
健康で、幸せで、快適な状態
life expectancy
人が生きると期待される平均年数
an end in itself
何を達成するかではなく、それ自体のために価値があるもの
at any cost
それが引き起こす害や問題にかかわらず
give equal weight to
2つのものを同じくらい重要なものとして扱う

よくあるミス

  • 一方の見解しか論じない、あるいは第2の見解に1、2文しか割かず、課題への回答 (Task Response) のスコアを下げてしまう。
  • other types of progress を漠然としたままにして、健康、教育、平等、環境などの具体的な分野を挙げない。
  • 国のために政府が何を優先すべきかではなく、もっとお金を稼ぎたい個人について書いてしまう。
  • 経済は重要ではないと主張する。これは極端な立場で、説得力を持たせるのが難しい。
  • 個人的な意見を述べ忘れる、あるいは導入で述べた意見が結論と食い違っている。
  • economic progress を繰り返し、economic growth、prosperity、national wealth などの別の表現を使わない。

よくある質問

この問題はケンブリッジのどの巻に載っていますか。
経済発展が政府の最も重要な目標であるべきかを問うこの問題は、2016年刊行のケンブリッジIELTS 11 アカデミックの Test 4 ライティング Task 2 です。
other types of progress には何が含まれますか。
主に富に関するものではない改善すべてです。たとえば、より良い医療、教育、社会的平等、環境保護、文化、個人の自由などです。論点を明確にするために、2つか3つの具体的な分野を挙げましょう。
自分の意見が両方の見解を支持するものでもよいですか。
はい、明確であれば構いません。たとえば、経済成長は必要だが、ほかの形の発展も同じくらい重要だと主張し、その立場を最後まで保つことができます。
このTask 2では何語書けばよいですか。
最低250語は書く必要があります。40分で両方の見解を十分に論じるには、270〜310語程度が通常は適切です。

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